ふじまるぽーたる

音楽、自作好き筆者の愉快な日々の記録。

四天王寺ジジババ・フェス

四天王寺骨董市一度行ってみたかった、四天王寺の骨董市に行って来た。
前の職場は天王寺だったし、舞楽が好きなので天王寺舞楽を観に足を運んだりで、わりと馴染みのある寺ではあった。でも、この骨董市はメジャーにもかかわらず毎月21日なので仕事してた頃にはなかなか行けなかったんだよね。ま、今日は土曜日やけどさ。市の立つ頃に「あ、行かなきゃ」と思い出すこと自体が珍しいので、とにかく。

相方さまは東京出張。市は朝早くからやってるので、それに合わせてアタシも一緒に家をでた。9時30分頃かなぁ、着いたの。もう、四天王寺駅に着いた頃から周囲の人口の平均年齢がグッとあがったね、20歳ほど。で、寺に向かう参道には、グレーやベージュ、薄紫のお洋服の方々ばかりがゾロゾロと同じ方向を歩いている。しかもカラのキャスターバッグをゴロゴロ転がしながら。買う気マンマン、すげえ吸引力やな、骨董市パワー。

ま、アタシも一緒に吸引されたんですが、
寺に着いたらもう、結構な人。まだ品々を並べている陣地もチラホラ見られたけどほぼ、セットアップ完了だ。アタシはそもそも、ちょっと気の利いた食器なんかを探しに来たんだけど、ここのはどちらかというと「何でも市」だ。衣類、日用品、昭和のアンティーク、なんだか怪しげな由来もん、食品、白ヘビ占い(お約束)・・・。骨董の目利きでもないし、ホーローの昭和アンティークを揃える居住空間的余裕もないし。粘っていろいろ見てみたけど結局、何も買わずに帰って来てしまった。

舞楽奉納はどうやら明日みたいだし、戦利品なしの予感がしていたので、とりあえず宝物館はのぞいてみた。拝観料200円だけあって、パンフに載っている素敵気な宝物はなく、こぢんまりしたものだったけど、宮田雅之氏の見事な聖徳太子の切り絵が数点展示してあって、見とれて帰って来ました。あと、縁日だということで「極楽浄土の庭」が、無料開放されていたけど、こちらは紅葉の季節には早く、蓮の季節でもなかったので、ちょっと残念な景観だった。

都合、3時間ほどの外出だったわけですが、カメラバッグを抱えていった割には疲れることもなく、まぁ、のろのろと歩いたからなんだけど、天気も良かったし、いい散歩になりました。気の利いた食器は、ちゃんとした店で買うことにしよう。