今月の中旬、10/13のことになるけど、プラド美術館展を見てきた。「スペインの誇り 巨匠たちの殿堂」ということで、特にスペインの画家に特別な思い入れがあった訳ではなかったんだけど、ポスターを見たときに
「く、黒い!!」
アタシはどうやら暗めの色とその他の明るめの色とのコントラスト、明暗表現が好きなようで、カラバッジオとかラトゥールとかも好き。で、このプラド美術館のポスターにたまたま、エル・グレコやゴヤの黒っぽい作品が載っていて「プラド美術館って、もしかしてものすごい好み?」笑。「光と影の国」と言われるスペインだけど、この作品群はまさに「光と影」じゃないかー。
行ってみてその内容は期待以上。作品は、ティツィアーノ(エロくて好き)、エル・グレコ、ルーベンス、ベラスケス、ムリーリョ、ゴヤを中心に52作家81点。会場に入ったとたんにやはり「黒い!」いや実際は黒くない作品もいっぱいあったけど、どんだけ黒っぽい絵具が必要だったことか!
「光あるところに影がある〜」
とは、アニメ「サスケ」のオープニングで有名なセリフだけど、光と影のコントラストには、その裏にある隠されたドラマとか真実があるような気がして、そそられるんだろうね。