ふじまるぽーたる

音楽、自作好き筆者の愉快な日々の記録。

ザ・ウイスキー・キャット

ずいぶん前に勤務先の編集者の方にいただいた本。スコッチ勉強中のアタシに、同じ酒飲みとして「この本、あげるわ」ともらっておきながら、もう何年も読まずに放っておいたんだけど、やっと読みました。

ザ・ウイスキー・キャット―C.W.ニコルの世界

ザ・ウイスキー・キャット―C.W.ニコルの世界

イギリスのウィスキー蒸留所でネズミ退治に飼われている猫のお話。美味いウィスキーを作るために伝統を守りながら働く男たちと、ネズミから大麦を守るためにハンターとして代々蒸留所に住む猫の間にある同志のような感覚に「う〜む、やっぱ猫だよねぇ〜〜」と感じつつ、いつまでもそれが続かないという寂寥感にも包まれました。
ところどころにアタシでも知ってる蒸留所名がでてきて、「あー、スコッチ飲みたい!」笑。ま、当分は無理ですが、ゆっくり本を読んで、酒飲んだのと同等?のちょっとした満足があったな。ちなみに、いただいた本は1984年版ハードカバーです。