ふじまるぽーたる

音楽、自作好き筆者の愉快な日々の記録。

特別展「煉瓦のまちタイルのまち」と巨大散歩

中之島バラ園
唐突だけど、アタシはタイルが好き。もとはといえば、ず〜〜〜〜っと昔にINAXギャラリーでやっていた企画展を見に行ったことがきっかけだったと思う。タイルの持つちょっとオリエンタルな文様に惹かれてしまう。いつか「世界のタイル博物館」に行きたいなぁ、と思ってます。

で、産休ライフ中の今。そろそろ出産1ヶ月前だっつうので、あまり遠足もできないので、いろいろ行きたいと思っている展覧会の中から、大阪市内でやってる当展覧会「煉瓦のまちタイルのまち」に行きました。

「世界のタイル博物館」所蔵の世界の様々なタイル・煉瓦のサンプルや、明治時代から昭和初期にかけての大大阪の時代の大阪の建築物に使われた国産のタイルや煉瓦の実物が展示されていました。市内や兵庫県にある近代建築の、「へぇ〜、あそこの壁はこうなってんだ」「さっきソコ通ってきたよっ」てなポイント多し。大阪の中之島中央公会堂のデザインコンペの図面展示は特に面白かった。今は当たり前に歩いている街並みも、注意してみれば観測ポイントがたくさんあるものだと改めて感じさせられた。タイルそのものも、日本の焼き物文化とタイル装飾の微妙な混じり具合が面白くて「こんなのガラクタ市に行ったらぎょうさんあるやろなぁ」と。またまた金のかからない趣味を見つけた気分(笑)。

結構おそめに家をでたので4時頃に博物館を終了、その後、中之島散策をしました。もちろんさっき展覧会で見た中之島中央公会堂をチェックしつつ、シーズンぎりぎりのバラ園に行くため。実は今年の夏、一眼レフのデジカメを購入したのでカメラの練習をかねて、散歩は重要なのですよ。時間が時間だったので既に暗く、バラ自体もほぼ終わっていたので良い写真は撮れませんでしたが、逆に練習(笑)にはなりました。歩いてると、いろんな街ネコや、記念撮影するカップル、見学する団体、ベンチでまったりするオバサマ、サックスの練習をする少女なんかに出会って、まさに平日満喫といった時間を過ごしました。

その後も、気になっていた屋形船のお店「かき広」や、一度行ってみたい「宇奈とと」を発見したり(結局食い物かよ)で、収穫の多い巨大散歩になった。他にもいろいろ行きたいところがたくさんあるんだけど、臨月外出にもそろそろ限界が(笑)。そんな時に限って、魅力的なイベントがたくさんあるんだもんなぁ〜。困ったもんだ。