ふじまるぽーたる

音楽、自作好き筆者の愉快な日々の記録。

お食い初め

fujimaru32007-03-02娘が生まれて100日経った。大阪に帰ってきて初めて自分たちだけで執り行う育児イベント、お食い初め。アタシが子供の頃もしてもらったんだろうけど、当然ながら記憶になし。ちょっと前に母親から「お食い初めの器そろえたんか?」って電話もらったけど、あまり使わないお膳一式買うのも何なので略式でやることにした。「まぁ、ネットでよぅ調べてやりやー」って。はいはい、わかっております、ということでいろいろ調べつつ準備を整えた。とりあえず器は、塗りのものを揃えるよりも実用性を考えて、離乳食用の器をなんとなく揃える。しかしいろいろと吟味する時間もなかったので、近所のスーパーでスヌーピー柄のやつになっちゃった。
次、祝い膳。とりあえず、前日和菓子やさんに頼んでおいた赤飯を引き取りにいく。そして、鯛の尾頭付き一尾だ。でも、前日にちゃんとチェックしていたのに、いざ買いに行ったらもう売り切れで。「ええ〜!!(大汗)」ってんで、スーパーをさらに2件ハシゴしたけど切り身しかない。スーパーって大体切り身だもんなぁ・・・って事で、買い物したことのない、ちょっと離れた商店街へ。「魚屋はあるかいなあ・・・」と思いつつ歩いていると、小さな小さな魚屋発見!しかし!もう夕方遅くなってたので、ほとんど品が置いていない。「うっ・・・」と思ったけどダメもとでオバチャンに相談してみた。「あの〜〜、鯛の尾頭付きってありますか・・・」すると、店の棚にはなかったのに「あ〜、ひとつ、ちょうどエエのがあるわ」といって、ちょっと小ぶりの鯛を店の奥から出してきてくれた。今晩お祝いする、って話すと、うろこを取ってくれて塩までしてくれた。「後は焼くだけでエエからね」・・・うっうっうっ、ありがとう、オバチャン。めちゃ助かったわ(涙)。ってことで、メインの鯛をやっと入手し、足取りも軽くスーパーへ戻って、ハマグリと里芋、空豆を購入。以下、メニュー。

  • 鯛の尾頭付きの塩焼き
  • お赤飯
  • はまぐりの潮汁
  • 里芋とそらまめの煮物
  • 梅干し
  • 香の物
  • 桃スープ

やっとこ食べるものを作って和室にセッティングし、相方さま帰宅後、3人でお膳をいただきました。娘にはいただいたピンクのお洋服を着せました。親は手抜きでいつもどうり(笑)。まず、歯固め儀式用の小石の替わりの水晶(お宮参りまだなんだよね)にスプーンをタッチして娘の歯茎に当て、歯が丈夫になるよう祈願。その後、赤飯、汁、赤飯、魚、赤飯の順に口にそっと当て、3巡。1粒くらい米粒を食わせるのがよいそうだったので、合計2粒ほど口に入れてやりました。これからずっと、食べ物には困りませんように。その後はご馳走解禁、鯛も赤飯も親がガツガツといただきました。娘にはその間、桃スープをスプーンでチョコチョコと与えつつ。大食い夫婦なもんだから「ちょっと足りんなぁ」と感じつつも食事が一段落した後、記念に娘の写真などを撮りながら終了。お食い初まりました。

はぁ〜、しんどかった。何がしんどかったって、鯛が無かったこと(笑)。もうどうなるかと思ったね。まさか切り身で祝い膳できひんしなぁ。でもまあ、結果的には親切な魚屋さんに遭遇してモアベターでした。商店街あなどるべからず。やっぱコンサルティング販売ですな。桃スープもちょっと早いかなぁと思ったけど案外飲んだし、米粒も嫌がらずに飲み込んだし、何しろ泣かなかったし。偉いぞ、美歌。さー、明日は雛祭りだ。