ふじまるぽーたる

音楽、自作好き筆者の愉快な日々の記録。

さいころパズル

fujimaru32007-07-03 DIY好きと自称するからには子供のおもちゃも自作してみなくては、ということで、かねてから構想していた、段ボールおもちゃを作ってみた。
さいころパズルだ。
 材料は身近なもの。基本は段ボール、ボンド、ガムテープのみ。飾り用に、端切れ、糸など。わざわざ材料を購入しなくても作れるという範囲で。

作り方の概要としては、

  1. まず、さいころ作り。
    段ボールを四角くきったものを12枚作り、2枚ずつ張り合わせる(布を貼る場合は、この段階で貼っておく)。できあがった6枚それぞれにマルや四角や三角の型抜き。この6枚をガムテープなどで立方体に組み立てる。ただし、中身が取り出せるように、最後の一面は完全に張り合わせず、フタのようにする。
  2. 次に、パズルピース作り。
    型抜きしたマルや四角、三角と同じ形(ただし、ちょっと小さめ)を3〜4枚ずつ作り張り合わせて、それぞれ小さな円柱、四角柱、三角柱にする。

といったところ。

これでヌード状態での完成。あとは好みでさいころやパズルピースに布(今回はフェルト)を貼ったり、角をクロスステッチで飾ったり。今回の作品は、ひとつのパズルピースに対して同じ形のパズル穴が2色あるので、色と形の勉強ができるようになっているのだ。
 コツ的には、

  • 段ボールを重ねるときは、段ボールのラインを互い違いに重ねると丈夫になる。
  • 12枚の段ボールを用意するとき、6枚は4辺5ミリ程度短くしておくこと。これを立方体の内側になるように貼れば、組み立てるとき、角が邪魔にならないので。
  • パズルピース用の段ボールは、後で布などを貼るので、ちょっと小さめにすること。でないとパズルするとき、キッチキチになっちゃう。
  • キレイに仕上げるなら、布を大きめにカットしてはみ出た端を貼り合わせるように設計すれば、段ボールの断面も見えないし端の始末にもなってカンタン。
  • さいころに布など貼る場合は、最初に段ボールの型抜きする前に貼ってしまって一緒に型抜きしたほうがズレなくてよい。

ってトコかなぁ。
 今回は、育児サークルでオモチャ作りできないかなぁ、ということもあっての試作。思いつきで図面も引かずに作ったので段取りサイアクで苦労したけど、作品はイメージ通りのができたかな。しかし、まだまだ改善点アリだ。
 布を貼るかわりに、絵本のページをスキャンして型抜きしても楽しいかも。お話しながらパズル。ま、おうちで楽しむ範囲に限られるけどもね。パズルピースの中に鈴を仕込んでも楽しい。チリンリン。
作品は、娘のお友達がお誕生日だったので、むりやり(笑)差し上げた。ごめんねぇ。ホント、使えなくなったら気軽に捨てていいからねー。