ふじまるぽーたる

音楽、自作好き筆者の愉快な日々の記録。

いろいろ夏休み〜Part1

fujimaru32007-08-20 ちょっとPC前に座る時間無くて。まとめて書こうと思ったけど、長くなったので連載しますよ。

救急病院な幕開け

 8日間に渡るお盆休みは、前夜の予期せぬ緊急事態でスタートしました。
外出中から何となく熱っぽく愚図り気味だった娘。でもこの猛暑での外出、暑気あたりかなぁ、と思いつつ帰宅して夕食の頃。またまた愚図りだしたので「変だなあ」と思って体温を測ると何と39度超。「えっ?!」いくら何でも高すぎる。どうしよどうしよ、と思っているうちに病院の診察時間が終わってしまった。この頃には娘の機嫌も直っていたけど、明日から帰省だからゆっくり様子を見るわけにもいかないし・・・WEBで調べた限りでは、救急病院に行くほどではないようだったけれど、でも不調のまま新幹線に5時間も乗せるなんて鬼だし、場合によっては旅行自体アカンかもしれないし・・・。結局、相方さまの会社の健康サポートにも相談した上で、市の救急情報サービスで教えてもらった病院にタクシーで向かった。
 超・不案内なくせにメーター倒さない運転手に心の中で「これが緊急でなかったら金返してもらうとこじゃ!!」と悪態をつきながら病院に着き、受付に向かう。まるで窓際の係長のようなオジサマのノンビリした受付ぶりに「急患やっちゅうのに急げよっ!」と再び心の中で悪態をつきながら記入用紙の必要事項を埋める。「それではあっちで待っててください。」 真っ暗なロビーの椅子に親子3人で座る。もう急ぎようがないのでやっと一息つくと、急にノドが乾いて自販機でアクエリアスを買う。しばらくすると女性の看護士さんが熱を計りに来た。「おおっ、やっと来た。もうすぐかな」と思ったら、中待ちに通されただけで、さらに待たされる。意外に娘は平気だ。娘を抱いてウロウロウロウロ歩き回っていたらやっと呼ばれた。意外に若い先生だ。スニーカーだ。ちょっと早口の質問に答えながら、明日、新幹線に乗って帰省することを伝える。
 問診の限りでは大したことはないようだけど熱が高すぎる、ということらしい。高熱が出る根拠となる症状が見られないので逆にいぶかしいのだ。普通なら症状が出ているであろう翌日あたりに検査なりをするけど、明日は休みだし帰省するし。とりあえず診ましょうということで、娘が嫌いな聴診器が胸に当てられた。「ギャーン!」案の定、泣き始めた。「じゃ、こっちのベッドに寝かせて」 触診だ。「ギャイギャイギャーン!」 まだまだ、ぜんぜん号泣。先生ぜんぜん平気でブミブミ触る。「ギャイギャイ・・・ゲホッゲホッ」 おいおい、むせてるよ。「ゲホゲホォッ!!」・・・えぇっ?!!口から何か出た!!「ギャーンギャーンギャーン・・・」 ますます号泣、止まらない。「こんなん、なったことないんですけど(怒)!!」 怒り心頭のアタシ。「激しく泣くと吐くこともあるんで」・・・ちゃうねん!吐くほど泣かされ続けたことはないっちゅうてるねん!と、いそいそと白衣を拭う先生に心の中で悪態をつくアタシ。「ちょっと休みましょか」と先生。・・・遅いわっ(怒)!!
 泣きまくる娘を抱き、灯りが消えて暗くなってる隣の部屋に行く。あぁ〜可哀想に。しばらくして少し収まってきたので先生のとこに戻る。「あ〜、泣いたねぇ」当たり前じゃ!・・・結局、いろいろ診た結果、喉が少し赤いんだとか。先生曰く「たぶん初期の夏風邪でしょう。これで原因らしきものが判ったんでちょっと安心しました。旅行も大丈夫でしょう。ただし旅行先でどうなるか判らないので病院は調べておいてください。一応、血液検査しておきますか?今の状況では何も出ないでしょうけど。」端的にまとめるとこのような診断が、長〜い前置きつきで下った。結果、風邪用の粉薬と熱用の座薬を処方してもらう。
 夜なので院内処方される薬を待ちながら思った。結局この騒ぎ、何が可哀想だったかというと、あの「ゲホゲホ」だよっ!!発熱ももちろん可哀想だったけど、何も吐くまで泣かせなくても。
 でもまあ、とりあえず良かった。これで何らかの対処ができる。特に熱。機嫌は悪くなかったから、これで熱が下がれば随分ラクなはずだ。新幹線は可哀想だけど、何とかなりそうだ。
 今度は道に明るいタクシーに乗り、家に帰ったのは11時ごろだったろうか。いやはや、旅行前にとんだことになったもんだ。明日の新幹線が遅めなのが幸いだ。
まだ熱い娘の額に濡れたガーゼハンカチを当てながら、とりあえず眠りについた旅行前夜なのでした。

娘のプロモーションビデオ?

 帰省中、相方さまが新しく入手したソフトで娘の新ビデオを編集。何やら楽しげな作品になりました。一度しかない、0歳の夏の姿です。ビデオ中、はちまきした姿がありますが、アレが熱冷ましにハンカチを額に巻いた時のです(笑)