ひさびさに余裕のある昼休み。ランチ探検継続ということで、先日行ったオステリア・ディ・レンドラの近所の「Les Couleurs」へ。
ディ・レンドラのすぐ近くで、ワインを売り物にしてる感じの看板が出てたのでチェックしてた店。天神橋筋に面してるんだけど、ちょっとしたアプローチのあるマンションの１Ｆ、という立地なので、ちょいわかりづらい場所。その隠れ家っぽい佇まいに「美味いかも」と期待して店に入ったんだけど、どうも既視感が。カウンターに座ったが、そこから見える厨房の景色も、店のスタッフの雰囲気も。
店、移転されました？とか聞いてやろうかなと思いつつ、ランチオーダー。最近食べたいなと思ってたラタトゥイユ、薄味で美味い。何かわからんかったけどブロッコリー似のユニークな野菜も入ってた。白身魚、メニューには鯛とあったけど、太刀魚で出てきた。こちらも、美味しいお塩とコショーだけのシンプルな味付けながら、しっかりした味でした。太刀魚はボイルしてソテーした野菜の上に乗って出てきたんだけど、レンコンのソテーというのも目からウロコ。ホッコリした食感とオリーブオイルとの取り合わせが美味かった。さすがワインバー。酒飲みたくなるお味でしたね。
しかし、厨房丸見えのカウンターで食べるってのは、良し悪しありますな。魚焼くときにボーボー煙立ってるのとか、スタッフが一人だったせいなのか、無愛想にバタバタして働いているさまとか、全部見えちゃう。味自体は良かったけど、何となく♪♪♪って感じではなかったな。
ちなみに、この既視感。スタッフの無愛想な感じ、店のレイアウト、メニューの感じ、すべてに感じていたんだけど、最後、店を出るときに降りた店内の階段を見て気づいた。
同じ店だ。
・・・どうも、店の奥にも出入り口があり、過去にアタシはそっちから入ったことがあったのだ。つまり、南北に走る天神橋とその隣の商店街に挟まれた同じ店に入ったってこと（笑）。どうりで見たことあるわけだ。
