ふじまるぽーたる

音楽、自作好き筆者の愉快な日々の記録。

よく効くクスリ〜吉井和哉、宇宙一周旅行

 6/28、吉井和哉「VOLT」を携えての大阪公演「宇宙一周旅行」@大阪城ホール
最近、吉井のライブに行っても(書きとめてはいるんだけど)なかなかレポできなかったので、今回は覚えているうちに記しておきたい。
 この日は、珍しくドレスアップ?していったせいか、預けた娘がギャン泣きだったせいか、6列目という好位置だったにもかかわらず、どうも頭とカラダがバラバラで。客観的に見れるけど、主観的に感じてないっていう。仕方ないので、周りは大騒ぎだったけど動かず、大人しく鑑賞。
 突端の「ノーパン」。
最近の吉井はアシッドロックっぽい方面に磨きがかかってる感じで、この日のオープニングのチョイスにもそれを感じたな。
 あと本編後半に、「作った当初のアレンジで」と演奏された「恋の花」。
これは反則でしょう。黄猿を終わらせ落ち込んでいる時期という説明だったが、久々にDeathな香りがプンプン。おかげで、なのか何なのか、この曲以降、「入ってくる」ようになった感じだ。
 「20GO」も、ひつこい(スマン)ピカチュープレイはともかく、久々に聞けてよかった。もちろん「SNOW」は沁みたし、「ルビー」も響いた。ラストの「またチャンダラ」のころには、アタシもすっかりほぐれて、いつもの調子にもどれた感じ。
 しかしまあ、吉井の元気なこと。にんにくパワーなのか何なのか、どんどん声も出てツヤも出て。こりゃ負けてらんないわ、と思ったな。
 アシッドロック/サイケデリックロックは、映像的、視覚的な実験とも切り離せないけど、この日、吉井がこだわったBGVも込みで、吉井から放たれたモノのおかげで生き返った感じがした。
行ってよかったよ。
 ちなみに、この日は、マイケル・ジャクソンが亡くなって間もなかったので、随所にマイケルネタが炸裂。マイケル風「ンタッ!」「チャッ!」のほか、確か「For Me Now」で、「マイケル・ジャクソンは本当の意味で人を救った。そんなこと言う俺はスーパーロビンちゃんなんだー!」とは言ってた。ほかもあったけど・・・忘れた(笑:誰かフォローして〜)