相方さまフェイバリット監督、クリストファー・ノーランの新作ということで、平日の代休日に観てきました、映画「Inception」。
アタシは全く予備知識ナシ。渡辺謙がレオナルド・ディカプリオと共演してるとのワイドショー的情報しかなかったので、「面白そうやで」という相方さまの話も「ふ〜ん」って感じで。
話は、人間の意識層を何層も行き来する話で、真剣に考えると頭グラグラになる話なんだけど、あまり深く考えずによくある「複数ストーリーの同時進行」的にサラっと観ておけばＯＫだと思う。キモはちゃんとわかるようになってる。
しかしこの監督はつくづく、内省的というかトラウマというかシリアステーマが好みなのだなぁと思った。映画のトーン、同じだもんね。個人的には、他人の深層心理を旅した挙句に主人公が対峙するものが、あまりに痛くて涙を禁じ得ませんでした。あとイームス役のトム・ハーディという役者さん。超好み（笑）。ってか、ピーター・ブラウニング役のトム・ベレンジャーの若き日を彷彿させました。色男風。
シリアスなトーンだけど構成や展開が面白いので、飽きずに楽しめた映画です。おすすめ。
