ふじまるぽーたる

音楽、自作好き筆者の愉快な日々の記録。

古い本


古本が好きです。
 古本の、なんとな〜く甘い匂い。
古本屋の、ずっと居ても叱られそうもない空間や、並ぶ本たちの枯れたオーラ。そばに古本があると、なんとなく癒されます。
 実家に帰ったときに発掘して来た「おかあさんだいすき」。昭和47年の18刷。
アタシの子供の頃の愛読書、今見てもユニークな彩色で、大人になっても絵のタッチや色が脳裏に残っていました。
読んでみたら、色あせた記憶がどんどんフレッシュに。それから、ちょっぴりウルッときた。


 「千夜一夜物語」は、アタシが今住んでる町に越して来て初めて馴染みになった古本屋でゲットしたもの。「エロい」と評判の英訳バートン版です。昭和42年の8刷。あれ、アタシと同じ歳やん(笑
ちょうど三島由紀夫のハードカバー古本をハントしていた頃、これまた三島氏が絶賛していたバートン版に偶然出会いました。
けっこうなお値段だったので、何度も何度も古本屋に足を運び、悩みに悩んで買いました。
 「天と地を魔法の壺に納め 人間の夢のかぎりを綴る」
三島由紀夫の帯がついてるのがウレシイ♥
ストレートネック対策でPCの高さ調整に手頃(笑)だったので久々に手にとりましたが、確か全巻読了していないハズ。ってか、全巻揃っとんのかいな?・・・ちゃんとチェックしよう。

おかあさんだいすき (岩波の子どもの本 (5))

おかあさんだいすき (岩波の子どもの本 (5))

千夜一夜物語(全11巻セット)―バートン版 (ちくま文庫)

千夜一夜物語(全11巻セット)―バートン版 (ちくま文庫)