ふじまるぽーたる

音楽、自作好き筆者の愉快な日々の記録。

完全丸腰! オートキャンプで初野宿

ゴールデンウィークに我が家初!のキャンプに行ってきました。
実は昨年秋に予定していたのですが当日に娘が発熱、泣く泣くキャンセルした計画のリベンジです。

そもそも

基本は、娘の希望「野宿」。
要は、テント張って泊まってみたいようで。
しかし、めんどくさがりの我が家、スキルがどこまで対応できるのか、また、楽しめるのか、が未知数なため、車からすべてオールレンタルで挑むことにしました。
ある意味もう、「全くキャンプ用品は買わずにどこまでできるか!的な挑戦」なのです。
題して【SPRING野宿2016】〜舞洲オートキャンプ REVENGE!!

まずは場所選び

インドア人間が多い我が家。とにかく経験値が低いので、キャンプサイトに車を乗り入れられるオートキャンプが何かと便利。必要アイテムをレンタルできるのも条件です。
ということで、 箕面のスノーピークキャンプフィールドと迷いましたが、総合的に見て、「ワイルド値がより低い」舞洲オートキャンプ場がもっとも初心者に優しそう(笑)だったので、こちらにお世話になることにしました。

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広い芝生フィールドに区画がたくさん

オールレンタルの場合の予算

キャンプサイト
電源付きサイト1泊(ハイシーズン)で、9,288円。

●レンタル品
とりあえず、食事は肉でしょう!ということでBBQを軸に、白飯くらい炊きましょうよ、と飯盒を借りました。あとはテントやテーブルなどリビング用品。コーヒーくらい飲みたいのでツーバーナーコンロも借りました。コンロのボンベやランタンの電池は付属していないので準備していきました。

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用品レンタルにかかった費用は11,400円。

  • 四人用テント
  • テーブル
  • タープ
  • チェアー3脚
  • シュラフ3つ
  • 飯盒
  • バーベキューセット( バーベキューコンロ、網、炭、炭バサミ、着火剤、箸5膳、皿5枚)
  • ランタン
  • ツーバーナーコンロ
  • キャンプマット
  • クーラーボックス


●移動手段
契約しているカーシェアで。
スイフトを1日借りて、8,230円 。

こんな感じで、とりあえず早めに手を打つ予約系の枠組みを決めました。
キャンプ場は40日前で残枠わずか、ギリギリ予約。
あとは、食材などの費用を見込んでおけばオーケー。

おおよそのタイムスケジュール

【4/30土】 

  • 14;00  レンタカー、レンタル
  • 14:30  マンション前で荷物積み込み後、舞洲へ向けて出発!
  • 15:15  舞洲オートキャンプ場、到着。チェックイン
  • 15;45  設営開始
  • 16;45  夕食準備(キッチンツール準備、テーブルセッティング、炊飯)
  • 17;15  お腹空くまで自由時間
  • 18;30  夕食
  • 20;00  夕食片付け
  • 20;30  自由時間
  • 22;00  就寝

【5/1日】

  • 08;00  起床
  • 08;30  朝食準備
  • 09;00  朝食
  • 09:30  朝食片付け
  • 10:00  撤収
  • 11:00  チェックアウト

けっこうガッチガチにスケジュール組みました。
とにかく、全員初心者ですから、細かくシミュレーションするに越したことはないのです。

そんなこんなで迎えた当日

前日から必要なものをあらかた出しておき、持っているバッグ類も出しておいたので、荷造りはスムーズでした。
クーラーボックスは持っていないのですがバッグがいくつかあったので、食材はこれにイン。冷凍庫の保冷剤をありったけブチこんで持って行きました。現地まではこれで十分。
想定外だったのが、借りた車のトランクスペースが思いのほか小さかったこと。次回への反省です。

車酔いする娘は早々に乗り物酔い薬を飲み、出発。
とにかく彼女が酔わないか心配でしたが、しりとりや言葉遊びを大声でしながらでしたので、ほとんど酔わなかったみたいです。よかったよかった。

小一時間走って現地到着。
キャンプ場のすぐ隣にコンビニがあったので、そこで現地で借りるクーラーボックス用の氷を買い足し、その他どんな品揃えになっているかをチェック。万が一困っても、これなら大丈夫そうです。

そのあとチェックイン。
けっこうな量をレンタルしたので、人と荷物を一度にサイトまで運ぶのは無理(笑)
半分運んで私がサイトに残り、テントを開封してチェックしている間に2度目を運ぶことになりました。

大変だったのがやはりテント設営

レンタル品の品番などがわからなかったので調べようもなかったのですが、設営については予習しませんでした。開封して取説でもあるかなーと思っていましたが、ごくごく簡単なものしかなく、初心者にはわかりにくかった(泣)
なかなか完成しないので、娘の機嫌はだんだん悪くなったり、ココが一番のピンチでしたね。
結局、細かいところは気にせず、ピンと張ることを意識しつつ、適当にやったら何とかなりました(苦笑)。
タープも「こんなんでちゃんと立つんかな」と思いましたが、お隣などを盗み見しつつ(笑)やってみたら、どうにか。
やればできるもんですね。
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やっぱりお楽しみはゴハン

けっこう予定よりもテント設営に時間がかかってしまったので、すぐに食事の用意にかかりました。

今回のメインは、スペアリプ。
実は、現在ハマって観ている「ハウス・オブ・カード」に出てくるスペアリブが美味そうで! もうコレしかないと! 
業務スーパーでリブ肉を買い、出刃でカットして圧力鍋で下ゆでしてから一晩タレに漬けて用意。
その他、ハーブ塩したエビと卵掛けご飯しょうゆに漬けたイカ、バラ肉などを用意しました。
あとはフルーツと野菜、白飯三合。
大人はほぼ、お酒のアテ需要だし、娘もそんなに食べないので、翌日の朝食分の白飯含め、これで十分。

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前日から漬けておいたリブ
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ナイフ類は前日に研いで持って行きました

でも!
飯盒炊さんは、ちょっと失敗。コンロで炊いたんだけどボンベ装着が甘くて火が弱く、ちょっと生煮えコゲ目、になりました。
こちらは、家で復習が必要かな。
スペアリブは大成功! 娘曰く「ハンバーグみたい!」という美味しさ。これは、おろし玉ねぎとパインジュースのおかげ。
あと、エビはやっぱり殻なしの方がいい。殻をパリッパリにして塩で食べたかったんだけど鉄板でないとダメっぽい。
イカを卵掛けご飯の醤油で漬けたのは正解。美味かった!
娘も積極的に焼き担当をやってくれたので、親はやっとのんびり腰据えて飲むモードになりました。

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肉待機状態のテーブル
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エビとスペアリブと牛バラ
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よく働く娘
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飯盒とコーヒー用のお湯
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子供を酷使する親(笑

食事の後は、やっと自由時間。
娘はパパと一緒にテントでゲーム。私はそれを肴にさらに飲むのです!
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居住空間はどうだったか

テントの中は親子三人で寝るには十分な広さでしたが、キャンプマットなるアルミマットが人間一人分くらいしかなく足りなかった。
マットなしでは硬いし地面は湿り気味だったので、寝るときはマットを横に配置して、三人の上半身をマットで保護することにした。夜は思いのほか冷えるので、次回は大きなブランケットを用意してマットの上に広げれば快適じゃないかな。
寝具はシュラフのみ。
枕を用意しなかったので、保険として持って行ったブランケットやタオル類を丸めて枕にしました。
就寝前に室内で飲食もしたけど、室内用の小さなテーブルがあればなお良かったかな。
iPhoneBOSEスピーカーがあったのでBGM的には不足なし。念のため、サイトも電源付きにしておいたので憂いもなし。ランタンは一つで十分でした。
シャワールームは、海水浴場によくあるタイプの小さな個室がトイレ脇に2ルーム。利用にはちょっと気がひけるワイルドさだったので、今回はパスしました。

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テント内でもまだ飲む

翌日は

実は夜中、周りを族がバイクで走り回っており、3時ごろまでうるさくて、かなり不快。
なので、寝たような寝てないような、そんな感じで翌日を迎えましたが、二日酔いにもなっておらず、まずまず。
夜に夜露が降りたのか小雨が降ったのか、タープはじっとり濡れていて部分的に滴っていました。
チェックアウトは11時なので、昨日炊いたご飯、保険で用意していたビスケット、コーヒーで簡単な朝食を済ませて、さっそくお片づけ。現地は広い洗い場があり、タワシやスポンジなども装備されていたので、コンロなどはココで洗いました。ついでにレジャーシートやテーブルクロスもジャブジャブ。家帰ってから洗うのは大変なのでね(笑
テント類は張る時に悩んだ分、撤収はスイスイ。ペグを抜きやすい柔らかい土でしかも湿っていたので楽勝でした。
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朝コーヒー

帰路

およそ予定通りにチェックアウト、帰りにひとっ風呂どこかで、と思いましたが、運転手してくれているパパが「早くビール飲みたい」ということで直帰。

メーデーのデモ行進に遭遇、少し渋滞にハマりましたが、PRINCE@亡くなったばかりをガンガンかけながらの帰路でした。

「完全丸腰で」やってみてどうだった?

とにかく、経験した! ので合格(爆

レンタル品含め、舞洲の体制は至れり尽くせりで、隣のコンビニだけでなくチェックインカウンターもある程度、備品を売っているので安心でした。
今回、レンタル品以外で自前で用意したものは、食材、コーヒー用品、防寒用のブランケット、遊び道具程度。
機材をあれこれ持っていかなくて良い分、快適さのためのアイテムを用意できたのが一番のメリットだったように思います。
そして何と言っても、特別なものを買わず、いつも使っているものを持って行っただけなので、帰宅後のお片づけがラクなのが助かりました! 
テントやタープは案外コンパクトに収納できるけど、意外にシュラフはサイズが大きく、クーラーボックス、テーブルやイスなども合わせて考えると、もしこれらを自前で持つとすると…家にはとうてい入りきらない。
やはり今の我が家では基本、レンタルが賢い選択だと言わざるを得ないですね。しかし、舞洲並みにレンタルが充実してるキャンプ場は少ないと思うので、行き先に欲がでてくると苦労するかも。
娘に「何が一番たのしかった?」と尋ねると「テントでゲームしたこと!」とのこと。また行きたい、と言ってくれたのがなによりです。
今年もう一回、野宿してみるか?!
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