ふじまるぽーたる

音楽、自作好き筆者の愉快な日々の記録。

仏像用木〜御衣木/ミソギ

「木×仏像」展に行ってきました。
飛鳥〜江戸時代にかけての木彫仏が集合。さすがに飛鳥時代のものは手や耳など欠損が見られましたが、形としてしっかりと残ってるのにオドロキ!
仏像用材のことを御衣木というそうですが、その樹種にこだわった展示や、触れる木材見本など触感や嗅覚などに訴える工夫も。
中でも、漂流木、雷に打たれた木、焼き討ちで罹災した寺院の構造材から成るブツたちの生い立ちを知ると、身近な存在の樹木がこんなにもスピリチュアルになるものか❗と、改めて自然物である「木」の不思議さに震えました。
第2展示室では、マッチョな四天王たちがワラワラと出迎えてくれて、思わず「ワォ💕」と胸踊り(笑)。
一部、解説パネルの配置間違いがあり気が散りましたが、見応えタップリの展示でございました。
大阪市立博物館で6/4まで。

いい天気でした。


図録も美しくて最高!