ふじまるぽーたる

音楽、自作好き筆者の愉快な日々の記録。

レトロ印刷再び。〜「つくる旅-お店と工場をちょいかじり-」

大阪は梅田のターミナルエリアからちょっと離れた好位置にあるレトロ印刷JAMさん。
3年前、お友達に連れて来ていただいて以来の再訪。私は電解マーキングに興味があるし、娘は今、缶バッジなどオリジナルアイテム作りに燃えているので、一通り体験できる企画「つくる旅-お店と工場をちょいかじり-」は最適。

入り口にはいきなりスリマッカーが。

まずは、レトロ印刷JAMさんとこの基本、孔版印刷について簡単に説明していただき、シルクスクリーンに挑戦。
あらかじめ用意された下絵・版でしたが、インクを乗せてスキージーでなぞる工程を体験。
これは後ほど使うので乾燥させます。スキージーは立て気味にするのがコツ。

その後、電解マーキング。
通電装置と電解液、孔版を使って金属に印刷するというもの。孔版の穴を通して金属に電解液が接触し、その部分が通電〜化学変化によって変色します。小さな装置とマーカーペンのようなもので、あっという間にステンレスに模様が。これならオリジナルのカトラリーとかあっという間に作れます。


電解マーキングの順番待ちの間に、缶バッジ作り。
好きなサイズのベースを選び、それにあった用紙に好きなイラストなどを施します。あとは、フィルムをかぶせて専用プレス機で2回プレス。こちらは、しっかりめにプレスしないと外れるので注意が必要。
ちなみに青いバッジは私のもの。帰宅してから外れてしまったので、自宅でフィルムとレジンで補修しました。


孔版印刷やオリジナルグッズづくりの楽しさを軽く味わったあと、2階の印刷スペースへ。
理想科学の孔版印刷機リソグラフで2色印刷を見学。コンピューターに繋いだコピー機のようなマシンで、版づくりや印刷調整などもピッピと。

周りには、製本ミシンやカット加工機、枚数カウント機など、面白い機械がたくさん! 
少人数での業務をこういうユニークな機械がアシストしてるんですねぇ。


こうやって、加工機をひととおり見学して出来上がったのはコレ。リングノートの具です。

2階の加工フロアを終えて階下に戻り、専用マシンでリングノートに加工。

他にも、オリジナルハンコなんかもできるらしく、以前訪れた時よりもできることが増えていてますます便利に!

娘も私も、やりたいことが山盛りなので、次こそはちゃんとオリジナルデータを作って再訪したい! と心に誓ったのでした。