ふじまるぽーたる

音楽、自作好き筆者の愉快な日々の記録。

応用課卒業!〜ジンジャーブレッド風米ぬかソープ

生活の木手作り石けん講座応用課、卒業製作。
テーマは「アロマ・ハーブとマイスキンケア」。
いろいろ思案したけれど、普段の暮らしの中で気兼ねなく作れるもの、という自分軸をもとに企画してみた。

レッスンでオプションを学ぶ中で、気づいたキーワード。
 スムージーを作る時に出る、レモンピール。
 コーヒーを入れる時に出る、コーヒーの出し殻。
 玄米を精米する時に出る、米ぬか。
毎日出す廃物なのだけど、何かに活用したいと思っていたものばかり。

そんな中で、今の季節に合わせてチョイスしたものが、米ぬか。
お菓子にも使う、温かみを感じるこのオプションを軸にすることに。

石けんが完成するのが11月下旬。
もうすぐクリスマスということで、大好きなジンジャーブレッドをモチーフに。
こんなこともあろうかと、ジンジャーブレッドのフレグランスオイルも持っているのだ。

油脂構成は、オリーブ、ココナッツ、ラードの基本構成に、米ぬかとの相性を考えて米油をプラス。肌の再生に寄与するパルミトレイン酸を含む馬油をスーパーファットに。
色材として、ジンジャーブレッドのブラウンのためにシナモンパウダー。
香りは、ジンジャーブレッドのフレグランスオイルと前述のシナモンパウダーで。
オプションの米ぬかは、柔らかさと不純物混入の可能性を減らすため、中ぬかに。

スキンケア効果としては、肌をスクラブで優しく洗浄した後、栄養価の高い米油や馬油で肌を修復する狙い。

装飾に一番悩まされたけど結局、これまたクリスマスデコ用に死蔵していた八角、シナモンの樹皮を活用することに。

米油を使ったためトレースも早く、装飾もシンプルだったので製作は早々に終了。

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粉砂糖風のコーンスターチは、トッピング直後は溶けたように白さが消えたけど、型出し時には戻っていました。

今回は、ジンジャーブレッドの中でもケーキを想定したので、モールドもパウンドケーキ型にクッキングシートを引いて使用。
実は、プラダンでバッチサイズにぴったりのモールドを作ったんだけど、形がイマイチだったのだ。結果的にはこちらの方がよかった。

ここまで見渡してみて、油脂もオプションもモールドも、みんな身近にあるものばかり。
自分軸に従って生きていると、石けん材料ひとつとっても迷いがなくなっていくものだなと、ちょっと悟り?笑

帰宅後は、入れすぎた感のシナモンが、いやもう、いい香り。
カットした後も、何回も嗅ぎたくなっちゃう。
解禁後はどんな感じだろうか。
使うのが楽しみだ。