こないだまでソープレッスンの卒業製作のために、あれこれ精油やらスパイスやら触っていた矢先。
馴染みのある国立民族学博物館の出張ワークショップ「タイの香り体験とヤードム作り」が目に留まり、「これは!」とばかりに行ってきました。
ヤードムとは、嗅ぎ薬という意味らしい。
ヤーが薬、ドムが嗅ぐ、という。
薬といってもケミカルな感じじゃなくて、スパイスやらハッカ油などの天然素材を組み合わせた漢方っぽいもの。
タイではコンビニやスーパーでお安く買えるポピュラーなもので、気分転換や乗り物酔い、眠気覚ましなどに気軽に使われているそうだ。
今回は、これを作ってみようというわけ。
クローブ、黒胡椒、シナモン、メース、スターアニス、陳皮、アニス、カルダモン、ターメリック。
並ぶスパイスは全部、好物。
こないだクリスマス用ソープでスターアニスとシナモンを使ったばかりなだけに、スパイスの有用性には国境はないのだと妙に納得。
さすがスパイス。
ヤードムには特に決まったレシピはない。
好みのスパイスを、好みの配分でブレンドし、すり鉢で粗く潰して香りを出し、好みの精油を垂らして終わり。
実に簡単。
なんだけどねー、悩むんだよねー。
こないだシナモンやら使ったばっかやしなー。
そういや、そろそろ花粉症の心配もしないとやしなー。
普段あまり使わないスパイスで冒険しようかなー
結局、カルダモン、黒胡椒、陳皮、アニス、メースで構成。
精油は、ベルガモット2滴、ハッカ1滴、ユーカリ1滴。
甘さのない、おだやかな爽やかスパイシーになりました。
乗り物酔いしやすいし、頭痛持ちやし、花粉症やし。
帰ってからずっと、目についたらこのコ嗅いでます。