ずっと昔に買った鉄フライパン。
少なくとも10年以上は使っているので、最近はギョーザもきれいに焼けないし、チャーハンも焦げ付くしで一苦労。なわけで、やりたくなかったけど再生することにした。
幸いラグロンさんの「コゲも落とせる汚れ落としGel」があったので、コレで手抜きでやることにした。
フライパンは、内側はキズやちょっとしたコゲ付きがある状態(写真なし)。ひどいのは外側と内側のヘリの部分。固化した油汚れが積層していて岩のようなデコボコに。ひとまず全体にジェルをかけてしばらく放置した後、金属タワシでこすったりウロコ落としでガリガリすると、ゴワゴワした部分はあらかた落ちた。
でも、さすがに長年積もり積もった油の層はそう簡単には落ちない。仕方ないので力技でいくことにした。でも、電動ドライバーに付けた研磨ビットでは優しすぎて進まない。最後は手技かと、たまたまあった皮スキや80番のペーパーでシルバーが出るまで削り落とし、240番でそこそこの手触りになるまで手研磨。手が真っ黒になったが、のんびりしていては日が暮れる。引き続き、シーズニングだ。
セオリー通り、コンロにかけて青くなるまで空焼きするが、家庭用のコンロはセンサーですぐ火が小さくなるので、カセットコンロを動員。ヘリまでしっかり青くなるまであぶる。
その後、油ならし。火にかけてオイルを投入し、馴染んだら拭き上げて終了。外側も忘れずにしっかり塗布した。
試しにスクランブルエッグを焼く。薄く煙が出るまで熱し、油を引いて卵液を流す。菜箸でまぜて、はしっこをめくったら、するりとはがれた。まぁ合格でしょう。本格的に餃子やチャーハンを焼いてみてどこまでキレイにできるかな。