ふじまるぽーたる

音楽、自作好き筆者の愉快な日々の記録。

【我が家の最適化計画】ベランダ用ゴミステーション

 コロナ禍でゴミが増えている。
今まで必要なかった家族の昼食のための冷凍食材や弁当の空き容器、ウイルス付着防止のための個別包装、家飲み用のビール・缶詰の空き缶が爆増しているのだ。今まではフタ付きゴミ箱に収まっていたのに今は週1回の回収では間に合わず、回収日を待つゴミ袋がキッチンに鎮座している。

 加えて異例の暑さのこの夏。生ゴミは仕方なく冷凍しているけれど、それでも空き缶やプラゴミの袋が何となく臭うのだ。

 もう限界だ、ということでゴミの日までベランダに退避してもらうべく、ベランダにゴミ置き場を作ることにした。生ゴミではないので、きっちり袋を閉じていれば虫やカラス被害はないだろう。幸いベランダの左右に隣家はない。

 高さ最大950mm、幅700mm、奥行き650mm、屋根は8度の勾配をつけた片流れ。2バイ2材を継いだり2バイ4材を割いたり、全てスタジオにある端材で間に合わせた。波板も端材。最近はノコギリ木工に取り組んでいてガイドや鉋に慣れてきたこともあり、端材を必要なサイズに製材しやすくなったのも幸いした。

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ぴったりフィット!

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短い材を継ぎまくった。

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ざらしの波板。

 しかし!
波板の表裏を間違って取り付けてしまうという初歩的なミスが発覚! 事前に調べておいたのにうっかりだ。シールを確認するために裏側を表にして置いていたのが悔やまれる。裏返して留め直せばいい、というものでもなくて。波板は凹凸の凸部分の頂点に波板クギを打つため、裏返せばクギ穴は凹部分になってしまい、雨漏りしてしまう。いやー、失策失策。

 最も苦労したのは計算と木取り。数学はすっかり忘却の彼方なのでウェブの計算サイトに頼りつつなんとか設計したのはいいが、端材のサイズはバラバラなので木取りの段階で理想と現実の狭間に陥り、パズルのような調整が必要だった。反面、慎重に準備したおかげで組み立てはスムーズ。スタジオの2台の作業台も大型作品の組み立て作業に活躍してくれた。

 実は過去に仕事でベランダ用の物置きスペースを作ったことがある。その時はイージーにラティスと組み合わせてチャッチャと作ったけれど、今回はイチから自作。実に12年振ぶりの改良型2号機製作となった。

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12年前の1号機。

 まだまだ暑い夏は続く。この運用で部屋が快適になってくれますように。

 

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