ふじまるぽーたる

音楽、自作好き筆者の愉快な日々の記録。

多色づかいのアートソープ

生活の木手作り石鹸講座応用科、4回目。
石けんのデザインについての講習。

色材やオプション、香りのそれぞれの解説の後、4つの色材を使っての実技。
色材のレッドクレイとネトルをクリアのMPソープに、ターメリックとシナモンをホワイトのMPソープに混ぜ、デコレーション用の素材を作成。
その後、ベーシックな石けん生地をに飾り付けるというもの。

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上から左回りに、シナモン、ターメリック、ネトル、レッドクレイ。

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上段はクリア、下段はホワイトのMPソープに混ぜました。

 

生地を作っている間に、固まったMPソープをカット。
それぞれ生地に入れ込んだり、上にトッピングしたり。
個性豊かなデザインが並びました。

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私のは一番下。レッドクレイとシナモンを底に、ネトルとターメリックをトッピングに。

カットしたらどんなデザインになっているか楽しみ。

ベジタブルエキスソープ

手作り石けん講座、応用科3コマ目。
今回は、野菜の汁を水分にした石けん。
ほうれん草、トマト、ブルーベリーが題材です。

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美味しそう。


苛性ソーダにより壊れる栄養素もあるので、主に色素の変化を見るものです。

ほうれん草は根を除いてカットし、適度に精製水を加えてミキサーで粉砕。
トマトはすりおろし。
ブルーベリーは冷凍のものを解凍し、袋ごともんで潰す。
それぞれを濾して絞った後、苛性ソーダを希釈する水分に置換えます。

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ミキサーでゴリゴリ。

 

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モミモミ。

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すりおろしたら絞って。


 

 

見たところ、
トマト、ほうれん草は苛性ソーダに入れてもそこそこ色が残っているようですが、ブルーベリーはやはり茶色く変色したようです。

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今回は3種をそれぞれ分けて持ち帰り。
解禁後はどんな色になっているでしょうか。

 

----------型出し後-----------

翌日、冷凍庫に小一時間入れたあと型出し。
ブルーベリーはスムーズに、トマトは少し粘り気がありケースの底に付着気味、ほうれん草はもっと柔らかく底にべったりと残る状態。
結局、冷凍庫でしっかり凍らせたら、つるんと離型しました。

トマトの酸味、ほうれん草の不鹸化物など、影響を与える要素がそれぞれにあったようです。
素材が違うとこんなに離型具合が違うのですね。

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左から、ブルーベリー、ほうれん草、トマト。



念願のラムカレー

 ラムチョップを手に入れたので、当然ラムカレー。

普通のカレールゥしかなかったので、家にあるソースやらスパイスやら総動員でなんとなくそれらしい味に。なんとかなるもんです。

でも美味しかった!

 

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驚異と怪異―想像界の生きものたち

めっちゃ楽しい! おかわりしたいくらい!

万博記念公園そばの国立民俗学博物館で開催中の展覧会。

http://www.minpaku.ac.jp/museum/exhibition/special/20190829kyoui/index

 

なんと言っても みんぱくですから、私の場合ある意味見る前から温まってるとも言えるんですが。

まぁ、のっけから人魚や龍、一角獣などなど。世界各地に共通して存在すると言う好物ネタです。しかし、日本の人魚がハゲチョロピのおじさんなんで、悲しくなったり笑。

 

メキシコやアジアの民族による伝統儀式用のお面や衣装。

「デッドバイデイライトのキャラクターに似てるな」

「これスタンドやん」

「.これ次描くイラストの参考になるな」

など、琴線に触れまくりの母娘。

 

少しドキドキする、でも目を離せない、そんな異形のモノたちは、何度も何度も再生して、ヒトの心に住み続けるのだろう。

 

思えば、以前に見たものもあるんだけど、ゲームやマンガ、身近なプロダクトにまで及ぶストーリー展示、広範囲に及ぶ深い編集力に唸らされました。

インスタ用撮影ポイントやファイナルファンタジーの大きなディスプレイ展示、クリーチャーをデフォルメしたファンシー雑貨など、子どもの好きなカジュアルな楽しみも文脈の中できちんと配置されていて、民族文化との関わりとリスペクトを理解してもらえるのに良い機会でした。

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これこそまさに、みんぱくの面目躍如たるもの。大阪に住んでて良かったと思えた展覧会でした。

ちなみに、ここのミュージアムショップ、久しぶりに来たけど、好物ばかりでクラクラしました。ショップだけでも再訪したいわ。

散歩と昆虫

運動不足の母娘。

最近、心掛けて歩いている。

 

ゆっくり歩くと、普段気づかない景色が目に入る。

当然、虫にも気付くわけで。

 

蜂や蜘蛛、蝶、蛾、トンボ…

種類は少ないけど都会にもまだまだいるね。

 

子供の頃は捕獲厨だったので、シオカラトンボを捕まえたら、周りで娘は大騒ぎ笑

いやいや、君も捕まえなさいって。

 

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ディープグリーンのホラーソープ

カレンデュラのインフューズドオイルが余っていたこともあり、初めての自宅でのコールドプロセスソープ製作。

レッスンとは違い、道具類も自分で揃えておかねば。
危険な薬品を扱うので、場当たりではなくきちんと手順をシミュレーションして、コツコツと揃えてきた道具もセレクト。

[道具] *は持ってたもの
*ステンレスボウル
・ポリ計量カップ(ヨトリヤマ)
・ポリ塗装バケツ
・ポリのドレッシングボトル
・回転式ハンディホイッパー
*使い捨てプラカップ
・温度計2本
*デジタルスケール
・ブレンダー
*アルミの平鍋(湯煎用)
*使い捨てプラスプーン
*モンスターズインクのシリコンモールド
チップスターの円形容器

レシピ組み立ての時、環境保護の観点からヤシ系の油の代替を探しました。
パーム油はラードでOK。でもココナッツ油の代わりはあまり身近にはなかったので、今回の油脂構成は、
カレンデュラインフューズドのオリーブ油
・ココナッツ油
・ラード
にした。

狭いキッチン、できるだけ効率よく作りたいので、まず書斎で精油ブレンド
今回はフレグランスオイルをベースに、試行錯誤。
・オレンジスイート(FO)
・ラベンダーバニラ(FO)
・パチュリ(FO)
それぞれちょっと少なめでブレンドしてから
・プチグレイン(EO)
・ベチバー(EO)
・ペパーミント(EO)
で調整。

ワンボウルで固形の油から計量していき、弱火コンロにかけたアルミ鍋で湯煎。
苛性ソーダは、ドレッシングボトルに水を入れ、ソーダを少しずつ投入。透明なので溶け残りがないか確認しやすい。

温度を合わせた後、油にアルカリ投入。
回転ホイッパーでしばらく混ぜたけど、キリがなさそうだったのでブレンダー開始。
どうも気泡がいっぱいできる。先端形状のせいで空気を巻き込んでいる様子。これはよくないかもと思い、途中から空気を抜いて回す。

トレースがでたら着色。
娘のリクエストもあり、クリーム色のオイルにブルーを入れて薄緑にする予定が…ウルトラマリンが溶けにくくて色があまりわからず、入れすぎ!
途中から、ブレンダーでしっかり混ぜたら、出るわ出るわ、青色が!
結果、しっかりディープな緑になってしまいました。
ま、モンスターのモールドにいれるので、これでもいいか(前向き)
500gバッチでシリコンモールドの半分+ハーフサイズのチップスの筒でぴったりでした。

翌日、保温箱から出してみるとなんと!
以前作ったお気に入りのソープと同じ香りが!
試行錯誤が成功している。
とはいえ、狙った香りには到達できていないので、要研究。
あと、フレグランスオイル がかなり強め。熟成後、どこまで香りが残るかも要確認。
カット後、円筒に入れてたものの表面にツブツブが。これは気泡みたい。

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円形のは前日にカット。モンスターたちは冷凍庫から出したんで汗。



手順、道具的に、まぁまぁの流れで製作できた。
着色工程は見直しが必要。
あと、ブレンダー問題。使い方で解決できるかどうか…

道具の洗浄は、クエン酸を溶いた塗装バケツに生地を拭き取った道具を入れて中和。残り水はpH試験紙で中和確認後、破棄。ムダが多いので次回はスプレーにしたい。