手作り石けん講座、応用科3コマ目。
今回は、野菜の汁を水分にした石けん。
ほうれん草、トマト、ブルーベリーが題材です。
苛性ソーダにより壊れる栄養素もあるので、主に色素の変化を見るものです。
ほうれん草は根を除いてカットし、適度に精製水を加えてミキサーで粉砕。
トマトはすりおろし。
ブルーベリーは冷凍のものを解凍し、袋ごともんで潰す。
それぞれを濾して絞った後、苛性ソーダを希釈する水分に置換えます。
見たところ、
トマト、ほうれん草は苛性ソーダに入れてもそこそこ色が残っているようですが、ブルーベリーはやはり茶色く変色したようです。
今回は3種をそれぞれ分けて持ち帰り。
解禁後はどんな色になっているでしょうか。
----------型出し後-----------
翌日、冷凍庫に小一時間入れたあと型出し。
ブルーベリーはスムーズに、トマトは少し粘り気がありケースの底に付着気味、ほうれん草はもっと柔らかく底にべったりと残る状態。
結局、冷凍庫でしっかり凍らせたら、つるんと離型しました。
トマトの酸味、ほうれん草の不鹸化物など、影響を与える要素がそれぞれにあったようです。
素材が違うとこんなに離型具合が違うのですね。