ふじまるぽーたる

音楽、自作好き筆者の愉快な日々の記録。

驚異と怪異―想像界の生きものたち

めっちゃ楽しい! おかわりしたいくらい!

万博記念公園そばの国立民俗学博物館で開催中の展覧会。

http://www.minpaku.ac.jp/museum/exhibition/special/20190829kyoui/index

 

なんと言っても みんぱくですから、私の場合ある意味見る前から温まってるとも言えるんですが。

まぁ、のっけから人魚や龍、一角獣などなど。世界各地に共通して存在すると言う好物ネタです。しかし、日本の人魚がハゲチョロピのおじさんなんで、悲しくなったり笑。

 

メキシコやアジアの民族による伝統儀式用のお面や衣装。

「デッドバイデイライトのキャラクターに似てるな」

「これスタンドやん」

「.これ次描くイラストの参考になるな」

など、琴線に触れまくりの母娘。

 

少しドキドキする、でも目を離せない、そんな異形のモノたちは、何度も何度も再生して、ヒトの心に住み続けるのだろう。

 

思えば、以前に見たものもあるんだけど、ゲームやマンガ、身近なプロダクトにまで及ぶストーリー展示、広範囲に及ぶ深い編集力に唸らされました。

インスタ用撮影ポイントやファイナルファンタジーの大きなディスプレイ展示、クリーチャーをデフォルメしたファンシー雑貨など、子どもの好きなカジュアルな楽しみも文脈の中できちんと配置されていて、民族文化との関わりとリスペクトを理解してもらえるのに良い機会でした。

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これこそまさに、みんぱくの面目躍如たるもの。大阪に住んでて良かったと思えた展覧会でした。

ちなみに、ここのミュージアムショップ、久しぶりに来たけど、好物ばかりでクラクラしました。ショップだけでも再訪したいわ。