ふじまるぽーたる

音楽、自作好き筆者の愉快な日々の記録。

エグいドリンク?のわけ

Dsc02020 アタシの好きなソフトドリンク、Dr.Pepper
普段はカラダに良いビタミン豊富な100%ジュースとか飲むけど、「ジャンクフード食うぞ〜」って時は、コカコーラとか、こういう類のをチョイスする。
 しかし、評判悪いよねぇ、ドクペ。一部の物好きを除いて。昔は自動販売機で見かけたもんだけど、最近とみに見かけなくなってきてる(関東ではコンビニでも並んでるらしい?)ので、アタシは「見つけたら必ず買う」ことにしている。相方さまなんて、いつも「げっ、またドクペ〜?!」ってファッキン顔だ。身近な人にけなされると、よけい頑なになるというか何というか、類似フレーバーのソフトドリンクも見つけたので「これはどうよ?」と飲んでみてもらった。


DSC02814 まず、ルートビア
アタシもまだ飲んだことがなかったヤツ。ビアとあるがビールではない。
「プシュッ、カチッ、グビッ・・・」
「ま、まず〜〜〜〜っ!!!」
相方さまに飲ませる前に自分が悶絶。こぉ〜れはアカンわ、超〜クスリ風味!ってかクサイ!相方さまも「ひぃ〜〜〜!」。アメリカの人たちは結構好きだそうだが、信じられないぞ!


DSC02817 次はチェリーコーク
コレは大丈夫なはずだ。昔、バーをやってる友達に「ドクペみたいなカクテル作れ」っつって、チンザノとチェリーリキュールとソーダ諸々でイイ感じになった事例ありだ。でも、相方さまは
「ウェ〜、一緒だよ〜」

 そうかなぁ、アタシには全部ちがうし、チェリーコークなんてさわやかなもんじゃん。でもまぁ、言いたいことはわかる。「クスリくさい」といわれるあの風味。いったいアレは何なんだ(怒)ということで調べてみた。
 とりあえずウィキペディアのDr.Pepperの項を見るとなんと、フレーバーのレシピは秘密らしい・・・くそっ!ほんならルートビアは・・・ふむふむ、さまざまな薬草でつくられているんだな。ほう、甘草!これかぁ。独特の薬臭い香りとある。漢方によく使われているらしい。ん?カバノキ、湿布に使われるサリチル酸メチルが含まれているとな!なるほどサロンパス臭などといわれるわけだ。これらは共に甘味料として使われている様子。なるほど〜。他にもいろんなスパイス、ハーブ類が使われているルートビア。そら複雑な味がするわけだな。ならチェリーコークは?追求しないわけには行かなくなったので、実際にBOLSのチェリーリキュールを購入して味を確かめてみた。
 うん、たしかにドクペとかに含まれてるフレーバーのひとつだ。炭酸が抜けちゃったコーラとかにも通じるような。でも、甘酸っぱくてステキな香り。クスリ臭くはないぞ。念のため、相方さまにもなめてもらったら「うん、お酒だね」。さしてマズそうではない。説明を求めると「確かに独特な風味だけど、そういうお酒あるよね、って感じ」ってなことを述べられた。ふーん、なるほど。カクテルなんかでは、いろんな、それこそ気味悪いようなブレンドのものがたくさんあるもんね。もともと「霊酒」とされたアルコール度数の高い酒。その効果を一層高めるために加えられたというフレーバーたち(ウィキペディアリキュールの項より)。個性的なフレーバーの場合はベースの霊力=パワーが炭酸飲料程度では力不足でバランスが悪いのかも。
 ま結局、エグいもの好きのアタシとしては、この手のソフトドリンクは好きな方なんだけども、アタシ内の
ドクターペッパーチェリーコークルートビア
というプライオリティの訳は何となく分かってきたような気がする。でもとにかく、いくらエグ好きとはいえサリチル酸メチルまでは耐えられない、日本人のアタシなのだった。