ふじまるぽーたる

音楽、自作好き筆者の愉快な日々の記録。

選挙もしたぜ!ひらパープール

D1000008 お友達にチケットをいただいたので、ひらかたパークのプールに行ってきた。
なんせ猛暑中の猛暑。朝も早よからジリジリしてる日差しに恐れおののきながら初めて乗る今里筋線だいどう豊里駅まで歩き、電車を乗り継いで到着した「ひらパー」、実はアタシも初めて。思いのほかキレイで、老舗遊園地とは思えない。頑張ってるなぁ〜!
 とにかく暑いので親はプールを目指すが、子供はそうは行かない。途中でいろんなアトラクションを見ては(これまた上手くできてて、プールは一番奥なんだよね〜)
「アレ乗る〜!!」
親は大反対だったんだけども仕方ないのでメリーゴーランドのみ汗だくライド。あとはだましだまし、何とかプールへ連れて行きました。
 今年、いろいろ水遊び機会があったのでおよそ20年ぶり?!に買った水着を着込み、娘の手を引いてプールサイドで向かいましたが、時間がもう昼まえ。すでに人でごった返していて、それこそイモの子洗う状態。大人が泳ぐなんてムリムリ、現地相場1200円!で買った浮き輪に娘を入れ、「移動」するのが関の山。そういう意味では、流れるプールが一番、泳いだ気になったなぁ。
 今回のハイライト、ウォータースライダー。
3歳児・可なのは限られていた中で挑戦した「ハリケーンスライダー」は、当然すごい行列。20分以上は並んだかなぁ。隣のビキニ姿のおネェちゃん達に「かわいい、かわいい」と言われてご満悦だった娘、果敢にも挑戦いたしました。もちろんアタシと一緒。
仰向けのアタシの腹の上に載ってスタートした序盤はスリル満点、キャッキャ笑ってお喜びだったんだけどやはり。
 かなり長い水路でした。
最後の着水で目鼻耳口、すべてに強い水圧で水が侵入、予想以上にツーンと来たらしく、特に「鼻が痛い」と大号泣。隣のスライダーで滑り降りてきたビキニ姉さんに大爆笑されて。
それでも何とか顔の水を払って泣き止もうとしていたのは、保育園のプールでずいぶん水に慣れたせいなのか、プールの魅力に泣いてられんと思ったのか。まぁとにかく、水が顔に掛かっただけで泣いていた頃を思うと強くなったもんです。
 その後も、徐々に熾烈になってくる日差しをものともせず、あちこちプールを移動して楽しむ彼女でしたが、親はそろそろヘタリ気味。こんなに長時間、太陽の光にさらされるのはめったにないことですので、持参した手ぬぐいで頬かむりしながら耐えましたが相方さままでヤバくなってきたので、とうとうタイムアウト
およそ4時間弱?保育園のちっこいプールしか知らなかった娘の初プールは、親をノックアウトするほどの長丁場になったのでした。
 「何か美味いもん食べよう」とだまくらかして出たプールでしたが、パークを出るまでまた遭遇するアトラクション群の誘惑に負け、アンパンマンのフワフワ、宝探しなど参戦。そろそろ出口だぞというときに目に入った「兄さん選挙」のエリア。
 そもそもアタシは「兄さん選挙」がしたかった。
ブラマヨの絶妙CMが好きで、イヤミ小杉、イジケ吉田どっちに投票しようか、行く気ないくせにCM見るたびに思っていたんだけども、まさか機会がめぐってくるとは。
投票所は出口直前にあり、投票しないと出られない仕組み。ひらパーの販促にかける本気度が伺えます。インチキベビーフェイス小杉のイヤミオーラを嫌って吉田に一票を投じたのですが・・・投票箱に用紙を入れた瞬間、目に入った吉田のイジケ顔ポスターを見て
「あ〜〜っ!しまった!」
(心根のねじくれた人間に、日本随一の老舗遊園地・ひらパーの兄さんを任せてはダメだ!)
と思ったのですが、時すでに遅し。投票用紙は箱の中。あんまり悔しがってたら、相方さまが
「俺は小杉に入れたから、世帯的には+−ゼロやし」
・・・まぁ、そうやねんけど、判断を誤ってしまった己を悔やんでいるのだよ、アタシは(笑)
 まあ、そんなこんなで大人も子供も楽しませていただいたひらパー初訪問は、家族全員の背中にコゲコゲの日焼けとして刻まれたのでした。