ふじまるぽーたる

音楽、自作好き筆者の愉快な日々の記録。

ノンフライ唐揚げ考

fujimaru32007-03-25 アタシん家は、家では揚げ物をしません。キッチンに面したリビングダイニングだし、油の処理に困るからなんだけど、やっぱりタマには食べたくなる。ちょっと前からオーブンフライとか気になってたんだけど、ここしばらくスーパーで鶏のもも肉が安かったので、「揚げない」鶏の唐揚げにトライしてみた。
 まずオーブンフライ。下味をつけたもも肉に小麦粉をまぶし、オリーブオイルをぬってオーブンへ。様子をみながら10分、5分、5分と加熱。徐々にパチパチと火が通って来たんだけど、なかなか焼き色が付かない。いい加減、肉も縮みそうだったのでこの辺で終了〜。けっこう油がでた。菜箸で取り出すとこから表面がまだパリッとしてないのが判る。でも、もうお腹空いたし、あとどれくらいやればいいのか、果たしてそこまでやって美味いのかわからなかったのでこれにて食すことに。味は良い。でもやっぱパリッと感がないので「唐揚げ」って感じではない。別物。せいぜい「湿ったフリッター」って感じだ。これではアカンなぁ。やはり、ウチのオーブンは200度までしか加熱できないからかもだ。
 この失敗に腹が立ったので、翌々日にまたトライ。今度はフィッシュロースターでのあぶり焼きだ。前と同じ下ごしらえの後、ロースターに投入して中火で加熱。しばらくするとパチパチ、そしていい匂いがする。いいかもだ!でもちょっと覗いてみたら、大きめの肉の先っちょが焦げている。慌てて少し火を弱くする。して5分くらいかな、まぁまぁ焼き色も付いてきたので裏返し。最初は全然無かったのにロースターの下にはかなりの油が落ちている。さらに5分くらい加熱して焦げる前にロースターから出して食べる。こちらは良いぞ!パリッとしてるし油が落ちた割にはジューシーさもある。ヘルシーで良いかもしれない。でも、横の焼き色がちょっと不十分だったのと、最初火が強すぎて焦げ目が付いたのがアカンかったな。
 これだけでは満足できなかったので、また翌日、今度はフライパンでのソテーにトライ。同じく小麦粉をつけるとこまで下ごしらえし、油を引いたフライパンに投入。こちらもしばらくするといい音がしてきて焼き色も上々な感じ。でも、明らかに横の焼き色が付かない。願いを込めて裏返して焼いてみたが、やはり上手く焼き色が付かなかった。味の方は、ちょっとパリッと感に欠ける感じがしたけど、よく焼き色がついてる所は充分な歯ごたえ。気のせいか全部平べったく仕上がったような気がした。結果、まだまだ完璧ではないけど、ひとまずはフィッシュロースターでの唐揚げに軍配が上がったという感じでしょうか。
 まぁ、「こんなに執拗にやる必要があんのか?」「唐揚げ買おてきたらエエやん」と思われる向きもあるかとは思いますが、なんか上手くいかへんかったら悔しいやん?それに、これが成功したら諦めてたさまざまな揚げ物料理が復活するもん。今度は、パン粉系のフライにトライしてみたいな。