ふじまるぽーたる

音楽、自作好き筆者の愉快な日々の記録。

調子にのって草木染め

fujimaru32007-04-12 ハマった訳ではないんだけど、また染色ネタ。
 先日ベランダの掃除、というか、手入れが行き届かないから鉢を処分しました。その中のジンジャーゼラニウム、まだけっこう葉が残っていたので何だかもったいないなぁ〜、何かに使えないかなぁ〜、と思ってたところにひらめいた草木染め。こないだ娘の服を染めたけども、何か肌に優しい染料ってないのかなぁ、と思っていたので、一応オーガニックという事でこのジンジャーゼラニウムを使ってテストしてみることにした。
 台所用水切りネットいっぱいのきれいな葉を鍋で煮出して子供の長下着を投入。約20分経過後に冷まし、ミョウバン液に20分漬けた後、再び鍋で20分煮て半日放置。その後洗って終了。
 煮出している間、「これジンジャーゼラニウムなん?」ていうくらい、とっても甘酸っぱ〜〜〜い香りが部屋中に広がってなかなかいい気分。染液は赤みがかった山吹色とでもいいましょうか、きれいな色が出ました。以前、新日曜美術館「志村ふくみの仕事・虹色のいのちをつなぐ」の放送内でも紹介されてたんだけど、染色工程で一瞬だけ見ることができる色ってのがあって、それがたいそう魅力的なんだそうだ。ま、それには全然およばないものの、今回の染めの場合でも、ミョウバンの媒染剤に漬けた瞬間、パッと草色に変わったのが印象的だった。
 最終的にはベージュ色に染まりました。手抜きで下処理しなかったのと、染料が薄かった(葉が少なかった)ので染まり具合も薄く、微妙な汚れが隠れてないのが残念。今回このサイトを参考にやってみたんだけど、葉モノだとだいたい同じような色になるみたいだね。きれいなグリーンとか青に染まる身近な材料ってないのかしらん。