ふじまるぽーたる

音楽、自作好き筆者の愉快な日々の記録。

ゲコ亭の銀シャリ

 ちょっと前の話だけど、ずっと前から気になっていた、銀シャリで有名なめし屋、ゲコ亭に行った。
きっかけは、仕事でお世話になっているSカメラさんが「おもしろいとこあるから行きません?」っていう感じでご案内くださったのだ。この方、いつも美味しい店とかをご紹介くださる心配りのある方で、お仕事ご一緒するといつも感心しちゃう。今回も、どうもありがとうございます!
D1280303 さて、ゲコ亭。
トタンに囲まれた店構えは、想像以上に男くさい。さすが銀シャリ一本で有名になっただけある。店内はキレイに掃除されたコンクリート張りの床に、余裕めにテーブルと椅子が並べてあり、奥にドーンと惣菜が並べられている。昼過ぎに行ったが、まだカアちゃんがせっせと出し巻きを焼いていた。
 すでにあちこちのメディアでとりあげられて有名になっており、銀シャリ担当親父が言うには「水がまずくなる夏」には店を閉めるらしい。ほんで、銀シャリ一筋で建てたハワイの別荘へ家族で行くのだそうだ。カメラマンのS女史によると、その経営たるや、なべ底の具なし味噌汁まで売るほどの徹底したケチっぷり、いや失礼、効率経営。店員も、おあいそ頼むと一瞬の暗算でお会計。エプロンにはザクザクつり銭が。さぞや回転がいいんだろう。
D1280302 アタシが注文した惣菜は、めしのうまさを味わうためにシンプル献立。味噌汁、ひじきの煮物、ちりめんじゃこの酢の物、南京の煮付け。驚いたのは、かなりアタシの家の味に近かったこと。和食って、けっこう家によって味ちがうやん?とくに甘さ加減。ここのは、アタシ的にちょうどよく、味の濃さも適度にあって、さすが銀シャリがすすむおかずだなぁと思った。
D1280301 肝心の銀シャリ、思ったよりは普通だった。想像ではツブ立ちのよい、噛むほどに味わいのある(そんなんあるんか?)ドリームごはんなんだけど、これは、柔らかくて澄んだ感じの味。でも、やはり美味しかったよ。ま、ウチの新潟産コシヒカリ直前精米ゴハンといい勝負だったか(かなり自慢:笑)