ふじまるぽーたる

音楽、自作好き筆者の愉快な日々の記録。

懐かしいドレッシング

Dsc05443 最近、体調管理もあって生たまねぎを意識的に食べるようにしている。血液サラサラ効果を期待してるんだけども、毎日3つまみ程度、スライスして水にさらしてないのを食べるといいらしい。毎日続けるとなると、どう食べるかがネックになる。
鰹節とポン酢で和風に、酢の物酢でマリネしてハムと一緒に朝のパン食のお供にする(コレけっこういける)、カレーのときにリンゴ酢マリネをラッキョ代わりに食べる・・・などなど。
マンネリ化を避けるために苦労するわけですが、まずはベーシックにサラダにして食べる時に美味しいドレッシングが欲しい!と、ドレッシングをいろいろ探していました。そんな中、思い出したよ、子供の頃を。
 6人家族で囲む食卓には、体が小さい子供たちのために母が工夫したいろんなメニューが並んだものだけど、野菜サラダには必ずオレンジ色のドレッシングがかかっていて、肉食時代にもかかわらずこれだけはバリバリと食べていました。基本、オイルのドレッシングなんだけど、すりつぶしたような野菜のペーストが入っていて、ドロリとした感触。セロリの風味が効いていて、そのままでは旨みがなく味気ない野菜たちが、まるで肉汁でもかかっているかのように美味しく感じられて、逆に肉にかけたりしていたものでした。
 このことを思い出してからドレッシング探しは、この味を探すリサーチに変化しました。とりあえず国産有名メーカーのものでないことだけは確かなので、明治屋とか成城石井、いかりなどのちょい高級系スーパーなどでチェックしてみたけど、見当たらず断念。ですが、こないだ実家に帰ったときにこの件を思い出し、家族に聞いてみたところ「三田屋」という重要なヒントが得られました。
 三田屋は、近畿圏ではちょっとした有名なステーキレストラン。アタシはあまりこの店の記憶はないけど、ボンボン育ちでステーキ好きだった親父がここのドレッシングを気に入って使っていた可能性は大いにある!
 というわけで、お取り寄せでもしようかと調べてみましたら、
なに?三田屋って、こんなにあんの?!
・・・全部で4つ、メジャーには3つある。そのうちドレッシングを扱っているのが2社。そのどちらもがオレンジ色!・・・。
困ってしまいましたが結局、2つともお取り寄せすることにしました。ドレッシングだけだと送料がもったいないのでハムも一緒に・・・
 で届いたドレッシング。まずは、三田屋本店(上掲写真左の小瓶)。お得なハム切り落としとともにセットされたハーフサイズの小瓶ドレッシングは、野菜のキメは粗めで、すっきりしたお味。オイルも少なめかな。美味しい。
 続いて届いた、廣岡揮八郎の三田屋ドレッシング(上掲写真右のボトル)。こちらはフルボトルで。ボトル形状は記憶のものとは違うような気がするけど、オイルの量は記憶のものと非常に近く、味の濃さもこんな感じかも・・・
 しかし、どちらもほとんど同じ味。食べ比べれば比べるほど、どっちが思い出の味だったかわからなくなる。できればどっちかに決定して、我が家の定番にしたいんだけどなぁ・・・いつか母親にでも食べさせて決定しょうかしらん。