　住宅のセルフ工事体験 - ふじまるぽーたる

　ご縁のある「あおぞら財団」さんのお誘いで、住宅のリフォームをセルフでなさっている現場にお手伝いに行ってきました。
「天井と壁のパテ塗り」「天井、壁塗り」「建具まわり、土間・フローリング（1回目）」「土間・フローリング（2回目）」というメニューだったのですが、連休だったこともあり、３日めのみ参加。

　当日、現地に行ってみますと、元・写真スタジオだという古いお宅。まず、ショーケースや什器などのレトロなたたずまいに、違う方向でのDIY魂が…（笑）
ま、それはさておき、始めた作業は「壁への漆喰塗り」。おそらく、前段階の作業が残っていたのでしょう。「カシヌール」という漆喰塗料を刷毛とローラーでペイント。脚立で足場を組んで、天井近くまで塗りました。

　古いお宅なので、構造材関係は私の理想のダークブラウン。これに漆喰とくれば「まるでハーフチェンバーのカラーリングだ！」と一人ニヤニヤしながら、ペイントさせていただきました。
少々、前段階の養生が甘かったようでペイント後にマスキングテープを外してみますと、アチコチに白い汚れが…せっかくのダークブラウンがぁ〜と思いましたが、ゆったりとした施主さま、「これも味だよ」と余裕の構えでいらっしゃいました。
はみ出た漆喰の除去には、塗れたウエスでしっかり拭き取るのが一番。木目に入り込んだり、乾燥してしまった場所はペーパー除去しました。

　ランチタイムをはさんで、今度は建具まわりのペイント。一部、合板を貼った壁もペイントしました。使用した塗料は「VATON」というオイルステイン。プランしたディレクター氏によると、自然塗料にしたかったが予算が合わないので、それに準ずる安全性の高いものを選んだとか。匂いも少なく、作業しやすい塗料でしたね。
けっこう合板の塗料吸い込みが激しくて刷毛がなかなか進まず、予定のフローリングまでペイントすることができませんでしたが、ガッツリ作業させていただきました。（後日、また補填されたようですね）
フローリングはあきらめて、残りを気にしながら踏み台などのペイントで塗料を使い切り、この日の作業は終了〜！心残りながら、家族が待っているので帰宅しました。