ふじまるぽーたる

音楽、自作好き筆者の愉快な日々の記録。

ザリガニと暮らす

IMG_0766 ここしばらく、ザリガニと暮らしている。オスだかメスだかはわからない。そもそもはママ友に誘われて行った、学童の七夕祭りで拉致。なかなか釣れない娘に「これあげる」とお姉ちゃんがくれたのだ。「お家では世話できひんから、逃がそか?」と何気に勧める親の気持ちも知らず、飼う気マンマンで大喜びの娘を見ると、まあ仕方ないかとしばらくは同居することにした。
 別にザリガニ苦手ではないけど、考えてみたら飼ったことなかったアタシ。ちょろっと調べたがいつまで生きるかわからんし、とりあえずお菓子の空き缶に水入れて放してやりました。好物だというスルメも手元になかったので「共食いちゃうんかい」といいつつ、とりあえずオキアミで。
 そしたら翌朝。ヤツの姿が見当たりません。知りませんでしたが、脱走の名人なんですってね。逃げて部屋の隅っこで干涸びてること多いそうで・・・。
「いや〜、どうしたんやろ」
「扉閉めとったのになぁ」
「溶けたんちゃうか」
・・・オバカなことを言いながら、いつものように娘と登園準備。すると娘が
「キャ〜!!!!」
何ごとか!と思って振り向くと、娘がスニーカーを放り投げて叫んでる。
 そう・・・どうやらヤツは娘のスニーカーに潜んでいたようで。
靴も全部逆さにしてチェックしたけど、ツメで必死でつかまってたみたいね・・・「なんか靴がキツイ」と言ってた娘に「ほれ、もっとグッと足いれて!」なーんて足グイグイ押し込んだのはアタシです。ごめん、ザリ子。
 ま、とくに娘も怪我した訳でもなく、落ち着いた頃には大笑いして登園したので、どうやらトラウマにはならずに済んだようだけど。逆にザリガニの方がトラウマなのか、人が近づく度にハサミを振り上げ、威嚇(笑)。
 今は、ベランダから引っ張りだしてきたホーローのボロ鍋に引っ越しさせて、隠れ家がわりの欠けたプランターも投入、小石もいれて居住空間を極力快適にしてやりました。しかし、調べてみたら長いヤツでは4〜5年は生きるそうだね・・・どうしよう(泣)。