ふじまるぽーたる

音楽、自作好き筆者の愉快な日々の記録。

電話が2本。

母から電話。
娘はどうしてる、そろそろ卒業やろ、とかなんとか。
こないだ電話かかってきた時にも説明したと思うけど、忘れたみたい。
まぁいい。
桜の季節になって、「どうしてるんだろう」と気になったに違いない。
気になったらすぐさま確認せずにはいられない、というのは私にも流れる血だ。

もちろん、卒業と進学については伝えた。
安心した様子だ。
コロナが収まったら、神戸でデートしよう、と再び約束した。

 

その1時間ほど後。
また電話が鳴った。
「○○ちゃーん、**ちゃーん」
母のすぐ下の妹である叔母からだ。

叔父を亡くして一人暮らしをしている。
様子を見に行きたくても、コロナ禍ではなかなかできなくて気がかりな叔母。
どうやら母が、私との電話を切った後にすぐ叔母に連絡したようだ。
さすが母。

子どもがいない叔母は、私たち兄弟姉妹のことを自分の子のようにかわいがってくれて、私などは学生時代にしばらく下宿させてもらっていたほどだ。
娘が産まれた時も写真を送ったのだけど、今も毎日、それを眺めては癒されているんだ、と。
娘にも、卒業おめでとう、毎日あなたの写真を見ているのよ、と伝えてくれと。
思えば叔母にとっても、娘は内孫のようなものなのだな。

早く会いに行きたい。