リビングに置いていたソファを捨てた。
両方とも独身時代から使っていたものだけど、一つは、撮影小道具のレンタル落ちを扱うセルショップで買った、真っ赤なソファ。当時よく仕事をしていたカメラマンの車で家まで運んでもらって搬入し、その後は娘の授乳などに大活躍したものだ。もうひとつは、確か今の部屋に越してきてからだったかなぁ、書斎部屋でゆったり読書でも、と思って無印良品で買ったベージュの二人がけソファベッド。こちらは微妙に座面奥行きがありすぎて座り心地がイマイチで、あまり座る用途には使っていなかった感があるけど、洗濯もの置き（笑）として活躍。
最近は、娘が２つのソファ間をダイブして大興奮するという、新たな役割で活躍していたんだけど、どうにもこうにも、食べこぼしや落書きで汚れ、そして、増えたおもちゃなどでリビングが狭くなってきたことから、処分することにしたのだ。
ベージュのソファはともかく、真っ赤ソファはちょっと名残惜しかったけど、一気に２つの大物家具が減った部屋はスッキリ。娘の散らかし放題はエスカレートしそうだけど、少なくとも危険は減る。そして何より、ああ、そもそもアタシは何もない部屋が好きだったんだ、と思い出した出来事だった。
