ふじまるぽーたる

音楽、自作好き筆者の愉快な日々の記録。

初・メタルDIY

ironstand 未踏の地・金属DIYデビュー。
つっても穴あけただけですが、ずっと敷居が高くて挑戦できなかった世界。思えばアタシの実家には、ハンダゴテとかあったので実は遠い世界ではなかったのかもしれないけど。兄がルアー作り、母がアートフラワーが趣味だったのでね。
 今回のお仕事DIYは、ねじの緩み止め剤の訴求がテーマ。そのため、ボルトとナットを使ったDIY、しかも初心者向け、を何とか表現したいということでブレーンストーミング。案外難しいものです、「簡単に」っての。結局、長ねじ、ナット、アンカープレート、ステンレス小皿を使った小物整理スタンドになりました。
 作り方は超シンプル。皿に長ねじ径にあわせた穴を開け、ナットで固定するだけ。
しかしながら!・・・ここが不慣れなメタルDIY。まず、適当な皿を探すのに苦労しました。最初はDIY売場にある、ネジ釘を入れるステンレス皿を念頭に置いていたのだけど、アレは底の足部分が結構高く、滑り止めのラバーがついていてNG。その他、100均でアルミ小物やステンレス灰皿などチェックしたんだけど、厚すぎたりボウル部分が深すぎたり。最終的に、某アジアン雑貨店でコースターとして販売されていた小皿をゲット。
次の苦労が、ステンレス穴あけ。ステンレスは金属の中でも固いほうに入るらしく、普通の金属用ドリルビットでは開けられない。そこで、頼みの綱の某HCプロショップヘ赴き、大工のおっちゃんに混じって先端工具チェック。あまたある中から長ねじのサイズとお財布に相談して悩みに悩んで買って帰り、さぁいざ穴あけだ、と思いましたらば!・・・電ドリのチャックにはまりませんでした。ガクッ。
 やはりこういうことが起こるのよね、超自己流。でもまぁ、そこはチャリで5分のプロショップに再訪問、事なきを得たのですが、あせりました〜。あとは、やはり金属ですから穴あけにかなりの負荷がかかります。今回は小さな皿でしたのでクランプとかでガッチリ留めるとゆがみそうだったので、足で踏んで(!)固定したんですが、穴がキレイに開く前にグイグイ引っ張られて。このままでは、電動皿回し機になりそうだったので、バリはヤスリで除去して仕上げました。あと、本当はちゃんと保護メガネとかマスクとかしたほうがいいです。細かな粉塵発生しますので。あ、そうそう、最初あまりにあせって、なかなか穴あかず、「やっぱりステンレスに穴あけるって難しい・・・」なんて思ってたら、電ドリ逆回転させてたという・・・爆
metalstand 皿に穴さえ開けば後は楽勝。好みの位置にナットで挟む格好で固定して終わり。ナットが緩みそうな場合は、ねじの緩み止め剤「ガチネジ」が便利。仮固定でも、完全固定でもお好みのまま。お仕事では、アクセサリースタンドにしましたが、現在は、我が家のキッチンでスパイススタンドになってます。狭いキッチンではお役立ちです!
 ホームセンターマガジン「パコマ」6月号に掲載していただきました。