ふじまるぽーたる

音楽、自作好き筆者の愉快な日々の記録。

結婚記念日お出かけ

マキシム奇しくも吉井和哉ファンクラブの散会日となった我々夫婦の結婚記念日。もともと結婚式のプランに組み込まれていたんだけど、披露宴を行ったマキシム・ド・パリでディナーご招待ということで食事してきました。
当初は出産しているとは1滴も想像していなかったので「よっしゃー、美味しいもん食べて、ワインがんがん飲んだる」と思っていましたが、ディナーだし酒抜くのに時間かかりそうなんで節制せざるを得ない泣。それに、早めに出かけて東京で遊んだろー、という野望も消え去りましたが、それでも、ディナーのためだけに出かけるのもいいじゃんか、と思い直して久しぶりの遠出のお出かけを楽しみました。
マキシムは男性はジャケット着用必須なので、だらけた里帰り中のアタシもちょっとはこましな格好を、ということでワンピース着用、オカンのコートを借りて出かけました。昼一番の新幹線だったので昼飯に、恒例の天むすと明石名物「ひっぱりだこ飯」を購入していただきました。こんなささいな事も久しぶり過ぎて何かうれしかったなぁ。
育児疲れでボウーッとしながらお店に到着すると、ちょうど1年前にお世話になったブライダル担当の方が迎えてくださった。娘の写真入りの年賀状を渡したら「わー!かぁわいい〜〜!」って。ふふ、当たり前だ。
クロークでコートを預けて席に案内してもらったら案の定、我々一組のみ。そら17:30からディナーは早いよな。なんか物々しい緊張を感じながら(笑)メニューを眺めたが、男性のメニューには値段が書いてあるのに女性のには書いてなかった。おお〜〜、なぁるほど細やかな配慮だ。コースにすることにしたが、どれも美味そうで決められないから、ギャルソンのおすすめのコースにした。ワインは、自分があまり飲めないのでセレクトに気合いが入らず、ソムリエに相談。結局、シャンパンと赤白のワインがセットになったものをお願いした。サービスしてくださる際に、それぞれ銘柄の説明をしてもらったけど覚えられませんでした。ってか、その努力を放棄してたな笑。

以下、メニュー。

  • ウニのゼリー寄せ
  • フレッシュフォアグラのポワレ マデラ酒風ソース 柔らかく煮込んだ蕪とほうれん草と共に
  • オマール海老のサラダとアスパラガスのシャルロット コライユソース
  • 甘鯛のポワレ アーティチョークと冬野菜のフリカッセと共に
  • フランス風仔鴨のヴァリエーション キノコのパルマンティエ風トリュフの香りを添えて
  • フランス風直輸入特選チーズ
  • デザート
  • プティフール
  • 紅茶

いやぁ、美味かった!ここまで本格的なフルコースをいただいたのは初めてだったので、最後のプティフールまであれやこれやと感心しながらの2時間でした。
特筆すべきは、やはりフォアグラ。披露宴の時の濃厚な味ではないのでフレッシュなところがやっぱり引き立っていました。いやぁ〜、酒、酒が進むね〜。あと、メインの仔鴨。ソースと、添えられていたハーブの香りが段違いに良かった。終盤には、何とか飲み干さずに残しておいた赤ワインと大好きなミモレットを満喫、一度食べてみたかったピスタチオアイスクリームも美味しかった。
やっぱり、いいお店だなぁと思ったのはサービス。メニュー選びからカトラリーへの配慮、帰りの新幹線の気遣いなど、客の心地よさを最優先にする姿勢が気持ちよかった。さすがマキシム。
今回は、ご招待&いただいた旅行券使用ということで、普通はできない贅沢がかなったんだけど、「年に1回でもこういう時間をつくりたいねぇ」なんて感じたお出かけでした。